WORKERSより、10月納品分の新作が一通り揃いました。
今月は、まったくの新型となる“Jay Jacket”から、久しぶりに登場したMountain Parka、ワークウェアらしいディテールが詰まったYama-Poke Work Shirtまで、それぞれ方向性の異なるアイテムが入荷しています。
そして今回は、通常のコレクションとは別に企画された期中の特別アイテム“BOX SHIRT poplin”も加わりました。
かなり内容の濃いラインナップとなっていますので、改めてまとめてご紹介したいと思います。
まずは、今季まったくの新型となる“Jay Jacket”。
WORKERSオリジナルの15オンス裏毛を使用し、90年代のあるミュージックビデオに登場するブルーのフリースジャケットをイメージしながら、スウェット素材で再構築された一着です。
鮮やかなVIブルーと、落ち着いたグレーの2色展開。
ゆったりと取られた身幅に、あご付近まで立ち上がる太めのネック、袖口のパイピング、裾のドローコードなど、一般的なスウェットというよりはライトアウターに近いボリューム感となっています。
厚みがありながら柔らかく、ふんわりとしたWORKERSオリジナル裏毛の着心地も非常に良く、インナーをしっかり着込めるサイズ感。
胸元には、元となったイメージの雰囲気を意識した配色のオリジナルロゴが付けられています。
元ネタを知っている方にはもちろん面白い一着ですが、それを知らなくても純粋に形と配色で楽しめる、WORKERSらしい遊び心のある新型です。
続いては、久しぶりのリリースとなった“Mountain Parka”。
今回は、定番的な60/40クロスを使用したブラックと、6.5オンスのコットンベンタイルを使用したラセットの2タイプをご用意しています。
クラシックなマウンテンパーカのデザインをベースにしながら、今回特に見直されたのが袖まわり。
肘から袖口にかけて分量を増やし、その余った生地をタックでカフスへ収めることで、見た目以上に腕を動かしやすい設計となっています。
腰ポケットは上から収納できるポケットと、横から手を差し込めるハンドウォーマーを組み合わせた二重構造。
手が触れる部分にはコーデュロイを使用し、首元のチンガード裏にも同素材を使うなど、実際に着た時の感触まで考えられています。
ブラックの60/40クロスは、昔ながらのアウトドアウェアらしい軽さと、少しラフな表情。
一方のVentile Russetは、高密度に織られたコットン100%の平織ベンタイルで、パリッとしたハリと自然なコットンの風合いが魅力です。
同じ型でも素材によってかなり雰囲気が変わるので、ぜひ店頭で比べていただきたいモデルです。
そしてシャツからは、“Yama-Poke Work Shirt”。
今回はインディゴシャンブレー、スモーキーシャンブレー、ブルー杢シャンブレー、インディゴチェックの4種類をご用意しました。
名前の通り、特徴的な山型の胸ポケットがまず目に入る一着です。
このポケットは単なるデザインではなく、厚みのある物を収納しやすいマチを持たせ、左右のポケット口を下げることで中身をつかみやすくした機能的な形状。
古いワークウェアらしい合理性が、そのまま独特のデザインになっています。
シルエットも、背面にタックを入れない昔ながらのワークシャツを意識して、身幅と肩幅をしっかり確保。
ゆったりしていますが、現在のビッグシルエットとはまた違う、ワークシャツとして自然なバランスです。
さらに胸元には、ヴィンテージの雰囲気を参考にしながら仕上げられた、刻印入りのメタルボタンを使用しています。
4種類とも約5オンスの使いやすい生地ですが、それぞれ糸の作り方や織り、生地の表情はまったく異なります。
ベーシックなワークシャツだからこそ、単なる色違いというより、“生地違い”として選ぶ楽しさのあるシリーズです。
ここまでがWORKERSの10月コレクションアイテム。
そして最後にご紹介するのが、通常のコレクションとは別に、期中の特別アイテムとして製作された“BOX SHIRT poplin”です。
こちらは、これまでご紹介してきたWORKERSのワークウェアとは少し違った方向性。
身体のラインを絞らないボックスシルエットに、100番双糸の薄手ポプリンを使用した、非常に上品なシャツです。
縫製には非常に細く滑らかなフィラメント糸を使用し、各所には折り伏せ縫いを多用。
裏側を見ても生地端が露出しない美しい処理で、細かな運針も含めて、一般的なカジュアルシャツとはまた違った仕立てが感じられます。
襟とカフスには水溶性の芯地を使用しており、新品時は少しハリがありますが、洗うことで糊が落ち、徐々に柔らかなフラシ芯の状態へと変化していきます。
さらに高瀬貝ボタンを使用するなど、見た目は非常にシンプルですが、素材と縫製を細かく見ていくほど面白い一着です。
カラーはブルーとホワイト。
製品は未洗いでのお届けとなり、洗いを重ねることで生地に自然なシワが入り、襟やカフスも柔らかく馴染んでいきます。
新品時の端正な表情から、少しずつ力の抜けたシャツへ変化していくところまで含めて楽しんでいただきたい一着です。
今回の入荷を改めて並べてみると、90年代の記憶をスウェットで再構築したJay Jacketから、クラシックなMountain Parka、古いワークウェアの機能美を取り入れたYama-Poke Work Shirt、そして仕立てそのものを楽しむBOX SHIRTまで、かなり幅の広い内容となりました。
一見するとそれぞれまったく違う洋服ですが、古い洋服やディテールをそのままコピーするのではなく、実際に着ることを考えながら今の形へ置き換えているところは、どのモデルにも共通するWORKERSらしさではないでしょうか。
生地の質感やサイズ感、細かなディテールは画像だけでは伝わりきらない部分もありますので、ぜひ店頭でも実際に手に取ってご覧ください。
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WORKERS Mountain Parka, Black 60/40 Cloth